

- コテ先温度500℃でハンダ付けして問題ありませんか?
- はい、問題ありません。
500℃程度ではハンダの組成が変化することはありません。
部品への影響については、ハンダ量を定量にしているため及び、部品へ伝わる熱量をミリ秒単位での時間でコントロールしており、瞬時にハンダ付けを終えるため、部品を壊すことなくハンダ付け可能です。
- なぜ鉛フリーでも窒素ガスを使用せずにハンダ付けできるのですか?
- 2本のコテでハンダ付けポイントの周囲を囲いながらハンダを溶かし瞬時にハンダ付け出来るので、外気の影響を受けにくいためです。
- ハンダゴテと単純比較はできますか?
- 出来ません。
- 使用可能なハンダの種類は何ですか?
- φ1.6以下の糸ハンダでボビンに巻き取り可能なもの。ただしヤニ入り。
- どのくらいのピッチまでハンダ付け可能ですか?
- 面実装部品で0.6mmまで、挿入部品のリードと基板では0.8mmまで可能です。
(但し、周囲の部品やランドの大きさによります。)
- 高温でのハンダ付けですが、フラックスは残っていますか?
- はい、残っています。
ヒーターの中でフラックスが溶け出す際に、ハンダの周りに残るもの、そして部品や基板に霧状になり、濡れるものがあります。
- なぜ基板にスルーホール内や裏面ランドにハンダが濡れるのですか?
- フラックスが高温のコテ先に接触することで、霧状のフラックスが勢いよくスルーホールを抜け、基板裏面まで回り酸化膜を除去します。
- フラックスが基板や部品に塗布されますか?
また、されるとしたらどのように塗布されますか? - はい、されます。
高温のコテ先に接触したフラックスが気化することでワークに霧状に塗布されます。
- 一つのコテ先で複数ポイントを同時にハンダ付けできますか?
- 出来ません。
- 装置の輸出はしていますか?
- 少しずつですが、始めました。
- これまでの販売台数は?
- 20年以上で数千台の販売実績があります。
- 装置の貸し出しはしていますか?
- 申し訳ございませんが、貸し出しは行っておりません。
- 自動化ラインは製作できますか?
- いいえ、できません。
- ハンダ付け装置以外に取り扱いはありますか?
- はい、あります。
- 販売拠点は東京以外にありますか?
- ございません。
- ワークの位置決め精度はどのくらい必要ですか?
- 推奨はXY方向:±0.1mm、高さ方向:0.05mmです。
- 補正機能はどのようなものが付けられますか?
- 装置のオプションとしてCCDカメラ方式のXY補正と、レーザー変位計による高さ補正機能を用意しております。
- コテの寿命はどのくらいですか?
- 標準的な形状でおよそ2000時間以上使用可能です。
- ポイントごとにハンダ付け条件を変えられますか?
- はい変えられます。
- 非接触でハンダ付けできますか?
- はい、可能です。
- なぜハンダを切断するのですか?
- ハンダ供給量のばらつきを抑えるためです。
- ヒーターは2本無ければなりませんか?
- はい、2本以上でご使用ください。
- 最小ハンダはどれくらいですか?
- 約φ0.3のボールです。
